Fate/Grand Orderの話をするとしよう

ゲームはヘタクソでも計画と計算でFGOを楽しんでいく記録

FGO日記(ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊は、TYPE-MOONのお祭りイベントの真髄だと思っていた1月16日)

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TYPE-MOON作品では、たまにお祭りのようなことが起きる。

そこでは作品内の敵も味方も、「祭りだヒャッホーーーー!」みたいにIQが200ぐらい下がった振舞いを見せて、超楽しそうに過ごすのが恒例なのですが、FGOで久し振りにそれを見たような気がします。

勿論イベントは多かれ少かれお祭りの要素はあるのだけど、特異点という脅威として存在するのが通例であるのに、今回のそれは特異点にもならない代物で、出てくる英霊も一応敵対はするものの、どこか楽しげな雰囲気がある。

自分にはどうもそれが上手く言語化できないまま、ダ・ヴィンチと七人の贋作英霊で、第六節 贋作「明後日に向かう戦乙女」のシナリオを読んだのですが、ブリュンヒルデは言うのです、「ご主人様のお陰で、馬鹿のように楽しかった。」と。

それを見て、「そうか、だからこんなに読んでいて楽しかったのか、これは、自分の好きなTYPE-MOONのお祭りそのものだったんだ。」と、気付けたんですね。

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自分自身、何かずいぶんとそういうお祭りの雰囲気を忘れていた気がしていて、毎回のイベントも剽軽さの方向性がスパイスのような補助的な位置付けだったところ、今回のイベントでは、剽軽さそのものがメインディッシュだった。

ジャンヌ・ダルク[オルタ]は「漆黒の殺意」とか言っていますけど、本人があの通り、どうにもシリアスが欠片も似合わない、間の抜けた性格をしているものだから、うっかり中二病にハマってしまった痛い子みたいな微笑ましさしか無いんだものね、そりゃ楽しいわ。

もうメインシナリオは終わってしまうけど、きっとお祭りの最後は名残を惜しみつつ、それすら余韻として楽しめる、そんなものになる気がしています。

おまけ

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去年のクリスマスイベントで、リリィの方のジャンヌ・ダルク[オルタ]が、大本の方のジャンヌと記憶を共有している描写があって、「あれー」と思ったのだけど、ジャンヌ・ダルク[オルタ]が、根性で現世に戻ってきた背景があるのだと分かると、妙に納得が行きました。

しかし、フィクションが単独顕現してサーヴァントになるとか、ホントにすごい根性だよ・・・。